裁縫の基礎 まち針の打ち方
お裁縫をする際に使う「まち針」、布の縫いズレを防ぐため、縫う箇所をはっきりさせるために打つものですが、下の写真のようなまち針の打ち方していませんか?
正しくまち針を打たないと、縫い合わせる布同士がずれてしまいます。
キレイに作品を制作するために、まち針の打ち方で気を付けるポイントをおさえましょう
まち針の正しい打ち方
0:05 なぜミシンで縫う時まち針でとめる?
0:10 まち針の打ち方
NG:斜め しっかりと布を固定することができず、ズレてしまう事があります。
NG: 水平 きちんと布を固定する事ができないだけでなく、縫う時に手に刺さったり、ミシンに当たり、ケガにつながる恐れがあります。
Point:ぬう線に対して垂直に針先で少しすくう
0:20 まち針の打つ順番
2本以上まち針を打つ時は、両端を先に打ってから、真ん中、その間の順にまち針を打ちます。
0:26 まち針の方向
0:33 カーブの場合のまち針の方向
ミシンで縫う場合は、聞き手側から打つと抜きやすい
0:45 よくある質問
まち針を抜くタイミングは?
まち針は、ミシンの押えの手前が当たる前に抜きます。
これは、待針が送り歯に当たると、縫い針が折れる危険がある為です。
縫いながらまち針が抜けるか不安な方は、押さえの手前でミシンを一時停止して、まち針を抜いてください。
ぜひ、まち針(待ち針)を正しく使って、作品の仕上がりをきれいに縫製しましょう!