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革小物を手作りしよう!道具・素材選びやフェイクレザーの魅力も紹介

レザーの財布とカード入れ

革小物を手作りしてみたいけど、どこから始めればいいのか迷っていませんか?必要な道具や素材、具体的な手順を知りたい方も多いでしょう。

この記事では、初心者向けに革小物の手作り方法を解説します。ハードルが高く感じる方には、フェイクレザーを使った手軽な方法もご紹介。自分だけのオリジナルデザインで素敵な革小物を作りたい方は、ぜひ最後までお読みください。


オリジナルデザインで自分だけの革小物を手作りしませんか

レザーの小銭入れはキャッシュレス時代でも場所をとらないので愛用しやすい

毎日使うパスケース、キーケースやチャームなどの革小物が、自分で作れたら素敵ですよね。革には独特の風合いがあり、時間の経過とともに変化する色や手ざわりが魅力。心のこもった手作りの革小物を大切な方にプレゼントするのもいいでしょう。

レザークラフト初心者は、小物作りから始めるのがおすすめです。なぜなら、小物なら使用する材料は少なく、短時間で作れるから。レザークラフトのファーストステップとして、小物作りから始めてみませんか。

革小物手作りの基本ステップ

レザークラフトはハンドメイドでいつの時代も一定のニーズがある

「革小物の手作りに興味はあるけど、どのように始めればいいのかわからない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。まずは、革小物制作に必要な道具を揃えましょう。レザークラフトが自分に合うか、一度体験してみたい方は、材料が揃っているキットを活用したり、ワークショップに参加したりするのもおすすめです。革の小銭入れやチャームが作れるキットが、手芸店やインターネットで販売されています。ぜひ探してみてくださいね。

レザークラフトに必要な道具

レザークラフト(革小物制作)に必要な、基本的な道具を紹介します。
道具 道具の特徴や使い方
定規 正確なカットや穴の位置を決めるために必要
金属製の定規は丈夫で使いやすい
レザーパンチ穴を開けるための道具
ベルトやストラップに使われることが多い
カッティングマット革をカットする際に下敷きとして使用
作業台を傷つけないためにも必要
縫い針とワックスコード 革を縫うための針
強度のあるワックスコード
ハンマーまたはマレットパンチやその他の工具を使う際に使用
革を傷つけないためには木製やプラスチック製のマレットがおすすめ
ルレット(ステッチングホイール)縫う前に印をつけるための道具
縫い目の間隔を均等にするために使用
レザーナイフ(カッターナイフでも代用可)革をカットするために使用
正確なカットができる鋭利なナイフが必要
レザークラフトに必要な道具は、手芸店やインターネットで購入できます。最初にすべての道具を揃えるよりも、必要なものから増やしていくのがいいでしょう。

革の選び方

革小物に使われる革の種類は多い

レザークラフトに使う革は、なめし方や厚さ、固さや素材によってさまざな種類があります。初心者に扱いやすい革は、以下の3つです。
  • ピッグスキン:薄く柔らかいが耐久性もある
  • シープスキン:柔らかくしなやか
  • カウハイド:革の中でも一般的
作りたい作品に合わせて革を選ぶのがポイントです。迷ったらお店の方に相談してみましょう。

基本の作り方

基本を押さえれば初心者でもレザークラフトを楽しめる

革小物を手作りする基本的な手順を紹介します。
  • 型紙を準備:本やインターネットから作りたい作品の型紙を用意し、パーツごとに切り抜く
  • 革を裁断:革に型紙どおり印をつけ、裁断する。革専用のカッター、なければカッターナイフを使用
  • 縫うための穴をあける:糸で縫うための穴をあける。均一な縫い目になるように等間隔で、真っ直ぐに穴をあけるのがポイント
  • 縫う:作品の形に縫っていく
  • 仕上:縫い合わせた端を揃え、コバを磨く
手順にはソーイングと似ている工程もありますね。材料がすでにカットしてあったり、縫うための穴があけてあったりするキットを使用するのもおすすめです。

業務用ミシンを使用すれば、革もミシンで縫えます。縫うための穴をあける必要がなく、短時間で美しく丈夫に仕上がるのが特徴です。

フェイクレザーで楽しむ小物作り

フェイクレザーは本物に比べて安いだけでなく柔らかくカラーバリエーションも豊富

本物の革で小物を作るのは素敵ですが、材料費が高かったり特別な道具が必要だったりするのがネックですよね。高価な材料を使用しているので「もし失敗してしまったら……」と、プレッシャーもあるでしょう。革小物の手作りにハードルの高さを感じている方は、フェイクレザーを使ってみてはいかがでしょうか。

フェイクレザーなら家庭用ミシンで縫製できるので、手軽に作品作りに挑戦できます。フェイクレザーを最初の一歩にして、慣れてきたら本物の革にチャレンジするのもいいですね。

フェイクレザーの魅力

フェイクレザーのが軽くて薄くなるので財布にオススメ

フェイクレザーには革にはない魅力があります。フェイクレザーの最大の魅力は、価格が手ごろなところです。高価な革を使用した小物作りは、材料費がかかってしまうので気軽に始められない方も多いのではないでしょうか。レザークラフトに挑戦しても慣れない作業のため完成できなかったり、失敗してしまったりすると高価な材料が無駄になってしまう恐れがありますよね。しかし、手ごろな価格のフェイクレザーなら安心してチャレンジできます。

フェイクレザーは家庭用ミシンで縫製できるほど扱いやすいのも魅力。軽くて薄く、柔らかいので布と同じようにバッグやポーチ作りに活用できます。フェイクレザーは端がほつれてこないので、むしろ布よりも扱いやすい場合も。お手入れがラクで汚れや水に強いのもフェイクレザーのメリットです。

さらに、フェイクレザーはカラーバリエーションが豊富な点も見逃せません。手作りをするなら、自分のイメージを形にしたいものですよね。フェイクレザーにはさまざまな色がありますから、思い通りの作品が作れますよ。洋服やバックにワンポイントでフェイクレザーを取り入れて、秋冬のテイストを取り入れてはいかがでしょうか。

動物の皮を使用し長い時間かけてなめしたり、化学薬品を使用したりしないのがフェイクレザーの特徴です。メリットいっぱいのフェイクレザーを使用して、作品の幅を広げてみませんか。

家庭用ミシンでも簡単!フェイクレザーの小物作り

本物のレザーは固く分厚いので家庭用ミシンでは難しい

フェイクレザーは家庭用ミシンが使用できます。家庭用ミシンでフェイクレザーを縫う時のポイントは、下記の表をチェックしてください。
項目 ポイント
針の選び方 革用の針(レザー針)を使用するとスムーズに縫える
糸の選び方ポリエステル糸・ナイロン糸
強度がある糸がいいので#30推奨
ミシンの設定ステッチの長さを長めに設定すると、針の穴が広がり過ぎるのを防げる
押さえ圧を調節して、フェイクレザーが進みやすくする
縫い方 低速でゆっくりと縫う
縫う前に接着剤で仮止めすると、ズレにくくなる
家庭用ミシンでも、フェイクレザーが厚すぎると縫えない場合があります。ミシンに負荷をかけないように、薄めのフェイクレザーを使用してくださいね。

おしゃれな革小物を手作りしよう!

レザーは大人っぽく秋冬のコーディネートにオススメ

革小物を手作りするための手順や材料についてお伝えしました。レザークラフトを始めてみたい方は、小物作りから挑戦するのがおすすめです。キットを利用すれば、より手軽にレザークラフトが体験できるでしょう。

「本物の革を使用するレザークラフトは難しそう」と思った方は、フェイクレザーを使用するのがおすすめです。フェイクレザーには、本物の革にはない魅力があります。なんといっても、手ごろな価格で入手できて、家庭用ミシンで縫製できるのがうれしいポイントです。

手作りの革小物で作る楽しさと、毎日使う楽しさどちらも味わいましょう。

Q&A

Q.革小物を手作りするのに必要な道具は何ですか?
A.革を切るためのレザーカッター、縫う穴をあける道具、針とワックスコードなどが基本的な道具です。作る作品に合わせて必要な道具を揃えてください。

Q.レザークラフトに手軽に挑戦できる方法はありますか?
A.キットを使用するのが一つの方法です。デザインや色をより自由に楽しみたい方は、フェイクレザーを使用するのがいいでしょう。

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