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「厚手の布・段差のある場所を縫うコツ」 について紹介します。
※ ご利用メーカーによって機能が異なる場合がございますので、各製品のHPまたは、取扱説明書をご確認ください。
厚手の布・段差のある場所を縫うコツ
バッグの脇や持ち手を付け、ズボンの裾上げをする時など、厚みのある部分が縫いづらくて困ることはありませんか?
今回は、厚手の布・段差のある場所を縫う時にちょっとした工夫をしたり、ミシンの機能を活用することで、ぬいやすくなるコツを紹介します。

0:17 解決方法3つ
Point①:設定を変える
Point②:押さえを水平にする
Point③:段差を解消する
それぞれのポイントを紹介します。
厚手の布・段差のある場所を縫うコツ(動画の解説)
0:21 Point①:設定を変える
①ぬい目の長さを大きくします
②「自動押え圧補正」機能のあるミシンは設定をONにします(ミシンによって異なります)

0:32 Point②:押さえを水平にする
段差で押えが斜めになるとスムーズに生地送りがされません
押え固定ピンを使い、押えを水平に保ちます
押さえを水平にすることで、押えと送り歯に圧力が均等にかかり、生地が送りやすくなります
0:52 Point③:段差を解消する
厚みの違いによる段差をなくすために、折りたたんだ布や紙を挟みます
厚みの違いによる段差が解消されます

厚い生地の場合は縫い代を「割り」にすると段差を小さくできます
予め余分な縫い代をカットしておくとさらに縫いやすくなります
よくある質問

Q:生地が厚くて押えの下に入れにくい時は?
A:押えレバーが上がった状態でさらに押し上げましょう

【注意】ミシン針や糸も生地の厚みに合わせて使い分けましょう
ミシンの機能を活用して、色々な縫い方に挑戦してみましょう!