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ハンドメイド作品の写真はスマホでも魅力的に撮れる!コツを紹介

写真のコツ

ハンドメイド作品の写真を撮っても「なんだか垢抜けない」「魅力的に見えない」と悩んでいませんか?素敵な写真を撮るには、ちゃんとしたカメラが必要なのかと諦めている方もいるでしょう。実は、ハンドメイド作品を撮るには、スマートフォンでも魅力的に仕上がります。

今回の記事では、ハンドメイド作品を魅力的に撮影するコツを解説します。おすすめの小道具も紹介するので、ぜひコツを意識して撮影に挑戦してくださいね。

ハンドメイド作品の写真が魅力的になる3つのコツ

写真の撮り方

ハンドメイド作品の写真を魅力的にするコツを3つ紹介します。
  • 1. 自然の光で撮る
  • 2. 配置にこだわる
  • 3. 背景も意識する
コツさえ押さえれば、スマートフォンでも十分魅力的な写真に仕上がりますよ。詳しく解説します。

①自然の光で撮る

写真撮影は光が重要です。ハンドメイド作品の場合、自然光での撮影がおすすめです。部屋の電気を消し、午前中から昼頃に窓際近くで撮影するときれいに撮れます。

電灯では不要な影が入ったり、電灯の色で作品の色味が変わったりしてしまいます。また、直射日光が当たると影が強く出てしまい、作品の細かな部分が写らないケースもあるため注意しましょう。

薄い布やカーテンを使って光を遮ったり、窓から離れて撮影したりして、光の量や強さを調整してください。

②配置にこだわる

ハンドメイド作品は、画面の中心にくるよう配置しましょう。さらに、作品のまわりの余白は広くとると落ち着いた雰囲気になります。あとから加工する際も扱いやすくなりますよ。

また、立体的な作品の場合はアングルも大切です。作品の立体感が活きるアングルを探しましょう。バッグやポーチの場合、写真からマチの広さが伝わるとよいですね。

うまくアングルが決められない場合は、作品の形がわかりやすい俯瞰での撮影がおすすめです。形が歪んで写ってしまう、大きさが伝わらない、といった失敗を避けられます。

③背景も意識する

背景に物を置き過ぎるとハンドメイド作品が目立たなくなるため、バランスが大切です。また、作品に小物をかぶせないよう注意しましょう。

背景の色は、作品に合わせて決めます。初心者は白から始めると無難ですが、作品のメインカラーが白の場合は目立たなくなってしまいます。黒やグレーといった暗い色の背景がおすすめです。

背景にお皿や布、ハンカチなどを置き、その上に作品を置いて撮影すると雰囲気のある写真になります。作品の雰囲気や、表現したい世界観に合わせて選んでみましょう。

【注意】ハンドメイド作品が映えない撮り方

スマホでキレイに撮るコツ

初心者がハンドメイド作品の撮影をする際、やってしまいがちなミスには次のようなものがあります。
  • 全体的に暗い
  • 不要な影が入っている
  • 作品の形が歪んでいる
  • 色補正をし過ぎる
光が足りないと、写真が全体的に暗くどんよりとした印象になります。一方、不要な影が入り過ぎると作品の魅力が半減するため、光の調整には気を配りましょう。

アングルによって作品の形が歪んでしまうと、魅力が伝わりきらない写真になってしまいます。また、撮影した写真が暗かったからといって、色補正をし過ぎても作品本来の色からかけ離れてしまうでしょう。

事前に光やアングルの調整を丁寧に行うだけで、スマートフォンでも十分魅力的な写真が撮れます。慣れていない初心者ほど、事前準備に時間をかけるのがおすすめです。

ハンドメイド作品の写真に使える小道具

写真映え

ハンドメイド作品の撮影に使える小道具を紹介します。簡単にそろえられる道具で、撮影がぐっと楽になったり、写真の見映えがさらに良くなったりしますよ。ぜひ参考にしてください。

撮影時にあると助かるもの

写真を撮る時は、レフ板として使える白い板があると便利です。レフ板は光を反射してくれるため、影になる部分も明るくなり、写真全体が明るくなります。光に対し、反対側にくるようセットしましょう。

撮影専用のレフ板を用意する必要はなく、自立する白い板で十分です。例えば、ダンボールに白い紙を貼ったものでも大丈夫です。

写真を俯瞰で撮る場合、ハンドメイド作品の下に置くための布や紙、板も用意しましょう。フローリングやテーブルの質感では作品が映えない、といった場合に重宝します。

スマートフォンで写真を撮る際、手ぶれが気になる場合は三脚や遠隔カメラシャッターがあると便利です。どれも100円ショップで手に入るため、気軽に取り入れられますよ。

背景に向いているもの

ハンドメイド作品の背景には、次のようなものがおすすめです。
  • ドライフラワー・造花
  • 季節のモチーフ
  • フォトフレーム
  • 皿・グラス
  • 作品の材料
  • リボン
写真の主役はあくまで作品のため、主張の強い小物は避けましょう。作品より小さめのサイズがおすすめです。

アクセサリーの場合は、アクセサリースタンドを使うのもおすすめですよ。特にピアス・イヤリングは、平置きより着用イメージがわきます。

また、作品のサイズ感を伝えたい場合も小物を活用できます。硬貨やポストカードなど、サイズを比較しやすいものと一緒に映すとよいでしょう。

バッグやポーチは中に梱包材などを入れて立体感を出したり、作品を立たせたりして撮るのもおすすめです。実際のサイズや、どれくらい物が入るのかイメージしやすくなるでしょう。

写真のポイントを掴めばもっとハンドメイドの良さがアピールできる!

ハンドメイド写真

ハンドメイド作品の写真は、ポイントさえ押さえればスマートフォンでも十分魅力的な仕上がりになります。慣れないうちは準備や調整に時間がかかるかもしれません。しかし、繰り返すうちに慣れて、自分なりのコツがつかめるようになるでしょう。

基本が身につき、アングルや配置、背景を工夫できるようになれば、さらに作品の魅力を表現できるようになります。まずは撮影する回数を重ね、準備や調整に慣れるところから始めましょう。素敵だと思う写真を真似てみるのもおすすめです。

Q&A

Q.ハンドメイド作品の写真は、一眼レフのようなカメラで撮影しないと魅力的になりませんか?
A.いいえ、スマートフォンでも十分魅力的な写真の撮影ができるでしょう。まずは準備や調整を丁寧に行うところから始めてください。

Q.初心者に向いているアングルはありますか?
A.俯瞰がおすすめです。ハンドメイド作品の形が歪みにくく、魅力が伝わりやすいアングルです。

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