バイアステープの縫い方・付け方(外カーブの曲線)
バイアステープは直線は綺麗に縫えますが、カーブが苦手という方もいらっしゃると思います。
実は、外カーブと内カーブでそれぞれ縫い方のコツがあります。
作品の飾りや布端処理などによく使われるテクニック「パイピング」
バイアステープを使って「外カーブ」の布端処理をする時、ミシンで綺麗に縫うコツは、伸縮性があるバイアステープを外側にいせ込みながら縫うこと(テープを縮ませるようにしていせます)!
動画で紹介しますので、綺麗に仕上がる縫い方・付け方のポイントをおさえて、ぜひ作品作りに活かしてください!
※外カーブ:外に膨らんだカーブ
バイアステープの縫い方・付け方(外カーブの曲線)の準備物
- 使用する押え:基本の押え(J押え)
- ふちどりタイプのバイアステープ
バイアステープの縫い方・付け方(外カーブの曲線)手順
0:01 生地を裏返してぬい始めます
ポイント①:はじめに裏からミシンをかけると、最後の仕上げのステッチを表側からかけることになり、縫い目が落ちず綺麗に仕上がります
0:05 カーブに合わせてアイロンをかける
0:13 まち針でとめる
ポイント②:表に返したときにつらないように少し「いせ込み(※下記用語の解説参照)」ぎみにします。
つまり、バイアステープを強く伸ばさないように気を付けながら、ギャザーが入らない様
外側を軽く引っ張り、内側をたるませて、まち針でとめます
0:26 テープの折り目の上を縫う
0:39 裏返して、バイアステープで端をくるむ
ポイント③: バイアステープをしっかり開いて、縫い目を隠すようにくるみます
0:50 端から0.2cmの位置にステッチをかける
完成!
■用語の解説
いせ込むとは、平面の布を立体的に形作るための技のひとつで、長いものを短い区間に収まるよう調整して縫いつける事です