
キルティング生地はふんわりとした質感や立体感で、ソーイング初心者から経験者まで幅広く愛されています。子ども用バッグやクッション、小物づくりに最適なキルティング生地は、作品を一段とおしゃれに見せてくれる特別な生地です。しかし、「どんな作品に向いているの?」「選び方や注意点が知りたい!」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、キルティング生地の基本的な特徴から、初心者でも失敗しない選び方、おすすめの簡単ソーイング作品までを徹底解説します。この記事を読めば、あなたもきっとキルティング生地を使ったソーイングに挑戦したくなるはずです。キルティング生地の魅力を一緒に探っていきましょう。
目次
キルティング生地の特徴と魅力

キルティング生地には、普通の生地にはない特徴や魅力があります。はじめに、キルティング生地がどのようにできているのか解説します。構造がわかると、キルティング生地の特徴も理解できるでしょう。
キルティング生地とは
キルティング生地とは表布と裏布の間に、綿や羊毛などを挟み特定の間隔で縫い合わせた布のことです。縫い合わせる際、ミシンや手縫いで模様を施すこともまた、キルティング(quilting)といいます。完成した作品はキルト、キルト生地、キルト製品などと呼ばれます。
キルティングは布と布の間に綿や羊毛を入れることで、保温性や耐久性を高めるために用いられる技法です。アウターやウェア、インテリア用品、小物など幅広く活用されています。
キルティング生地の魅力と注意点
キルティング生地には、ほかの布にはない魅力があります。キルティング生地の特徴は、以下の4つです。
- 保温性が高い
- 耐久性が高く丈夫
- 軽量でふんわりしている
- 用途が多彩
- 価格が高い
- 洗濯後に乾きにくい
- 種類が少ない
- 好みが分かれる
キルティング生地が初心者におすすめな理由
キルティング生地は、ソーイング初心者に適した素材といえます。生地自体がしっかりとしているため、裏地や接着芯を使用しなくても、ある程度の強度をたもてます。初心者にとって裏地付けや接着芯を貼る工程は少々複雑で時間もかかりますよね。キルティング生地なら、それらの工程を省いて、簡単に作品を仕上られます。
また、キルティングは生地がふんわりしているので、直線縫いだけのシンプルなバッグやポーチもかわいく仕上げられます。ソーイング初心者が入門編として作る、バッグやポーチに幅広く使用できる生地です。
キルティング生地の選び方

キルティング生地には、それぞれ違いがあります。どのようなものを選べばいいのか、迷ってしまう方もいるでしょう。キルティング生地の選び方をさまざまな角度から解説します。
作品に合わせたキルティング生地選びのコツ
キルティング生地は、作品に合わせて使い分けるのがポイントです。項目に分けて整理しましょう。
| 選ぶポイント | 内容 |
|---|---|
| 表布の素材 | コットン、ポリエステル など |
| 表布の種類 | オックス、シーチング、デニム、ガーゼ、ブロード など |
| 中綿の種類 | ポリエステル、コットン など |
| マス目の大きさ | 全針:マス目が小さい(しっかりしている・耐久性が高い) 半針:マス目が大きい(ふっくらしている・柔らかい印象) |
| ステッチの種類 | ダイヤ柄、格子柄、波柄、ストライプ柄、ひょうたん柄 など |
それぞれのポイントを組み合わせれば、キルティング生地の種類は無限にあるといえます。まずは作りたい作品や用途を決めてから、生地を選ぶのが失敗しないコツです。
キルティング生地の価格帯
お伝えしたようにキルティング生地は加工が施されています。そのため普通の生地よりも、値段設定が高めだったり、選べる種類が少なかったりする傾向です。
キルティング生地の値段は表布の種類や中綿の厚さ、デザインによってさまざまです。一つの目安として、200〜300円/10cm程度と考えてください。販売単位も普通の布は50cmや1m単位が多いのですが、キルティング生地は10cm単位で購入できることが多いです。
キルティング加工に必要な材料・道具

好みのキルティング生地が手に入らない場合は、お気に入りの布を使って自分でキルティング加工してはいかがでしょうか。必要な材料と道具は以下のとおりです。
- 表布
- 裏布
- キルト綿
- ミシン
- チャコペン
ミシンのコツは「キルトなど 一定の幅で縫う方法」で紹介しています。動画をぜひ参考にしてください。
キルティング生地で作りたい!おすすめ作品

キルティング生地の特徴を活かして作りたい、アイテムを紹介します。
- バッグ類:レッスンバッグ・巾着袋・シューズケース・ポーチ
- インテリア:ラグ・クッションカバー・コースター
- キッチングッズ:鍋つかみ・ティーコゼー
- ウェア:ベスト・ジャケット
キルティング生地のクッション性を活かしてオリジナル「防災ずきん」を手作りしてみませんか。動画で作り方を解説していますので、ぜひ参考にしてください。
キルティング生地を選んで作品を作ろう!

キルティング生地の特徴や選び方を紹介しました。キルティング生地は、ほかの生地にはない魅力があり、幅広い作品に活用できます。
用途に合ったキルティング生地を選ぶポイントは「表布の素材」「表布の種類」「ステッチ」です。お好みのキルティング生地で、ソーイングを楽しみましょう。
Q&A
Q:キルティングとはどのような生地ですか?
A:表布と裏布の間に綿や羊毛を挟んで縫いあげた生地です。ふんわりとした厚みがあります。
Q:キルティング生地はどのような作品を作るのに適していますか?
A:バッグやポーチ、クッションカバー、鍋つかみなどがおすすめです。キルティング生地は、幅広い作品に活用できます。



