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はちまきの簡単な作り方!体育祭や運動会で目立つ巻き方も紹介

はちまき

体育祭や運動会で使うはちまきを、手作りする学校もあります。クラスで同じ色のはちまきを巻くと、仲間との団結力も高まりそうです。お祭りではちまきを巻く場合もありますね。しかし、普段裁縫をしない方にはハードルが高いと感じられるかもしれません。

今回の記事では、簡単に作れるはちまきの作り方を解説します。はちまきの巻き方も紹介するので、ぜひ作ったはちまきで試してください。

ミ シンで簡単にできる!はちまきの作り方

ハチマキの作り方

はちまきは、手縫いでもミシンでも簡単に作れます。基本的に直線に縫うだけなので、日頃ミシンを使わない方でも挑戦しやすいでしょう。ミシンに慣れていてアレンジしたい方には、刺しゅうで名前を入れ、オリジナルのはちまきにするのもおすすめです。
まずははちまきを作るために準備するものと、基本の作り方を解説します。

準備するもの

はちまきに必要なのは、以下3つです。
  • 長方形の布
    吸収性のある木綿生地(天竺(てんじく)・金巾(かなきん)などがオススメです)
  • 針(縫い針、まち針)
布のサイズは、はちまきのサイズとして指定されたものに縫い代として1cm加えた長さです。
例えば、幅3.5cm、長さ120cmのはちまきを作る場合は、9cm×124cmの布が必要になります。

指定サイズがない場合、はちまきの幅4cm~6cmを目安に、着用感を見て調整します。既製品 として売られているはちまきも、幅は4cm~6cmのものが多いです。

長さは100cm~120cmを目安にし、着用感ややりたい巻き方に合わせて調整するとよいでしょう。額に巻くので、90cm~100cmはないと扱いにくくなります。

100cm程直線で縫うため、ミシンがあれば、手縫いよりもミシンの方が早く仕上がります。ミシンでも手縫いでも、細長い生地を縫う際は布がずれないよう まち針でとめると縫いやすくなります。まち針は、ソーイングクリップや洗濯ばさみでも代用可能です。綺麗に仕上げるために 、縫い始める前にアイロンをかけると折り目がしっかりついて縫いやすく、見た目も良くなりオススメです。

基本の作り方

はちまきの基本的な作り方は、以下のような流れになります。
  1. 表面が内側(中表)になるよう、短い辺を半分に折ってまち針でとめます。
  2. 短い辺のどちらか一方は縫わずに残し、縫い代1cmで縫います。
  3. 短い辺の縫っていない部分から、生地の表面が出るようにひっくり返します。
  4. 縫っていない部分を内側に1cm折り込み、縫い閉じます。

布がずれないよう、まち針やソーイングクリップ(なければ洗濯ばさみなど)でとめると縫いやすいです。また、仕上げ以外にも、布を半分に折ったとき、裏返したときにもアイロンをかけると、布がピンと張って綺麗に仕上がりますよ。

手縫いであれば、最後に口を縫い合わせる際はまつり縫いが向いています。まつり縫いが難しい場合は、布と同じ色の糸を使うと目立たないため、波縫いでも構いません。

刺しゅうで名前を入れる方法

はちまきにオリジナル要素をプラスしたい方は、名前を刺しゅうしてみませんか。ミシンの刺しゅう機能を使えば綺麗に仕上がります。また、手縫いでも可能です。

手縫いの場合、バックステッチ・アウトラインステッチ・チェーンステッチ・サテンステッチといった刺し方があります。見た目の雰囲気が違ったり、字の太さが変わったりするため、好みに合わせて刺し方を選びましょう。

刺し方は、まず布にチャコペンで字を書き、その上を好みの色で刺しゅうしていきます。できるだけ綺麗な刺しゅうにしたい方は、印字された図案を用意する方法もあります。

はちまきの巻き方|基本からアレンジまで

ハチマキの巻き方

はちまきの巻き方にも、いろいろな種類があるのをご存知でしょうか。基本の巻き方から、体育祭で注目されるアレンジ系の巻き方まで4つ紹介します。友だちやクラスで同じ巻き方をすると、一体感やチームワークが高まりますよ 。

基本の巻き方

はちまきの基本的な巻き方は、額の位置で結ぶものです。額にはちまきの中心がくるように巻き、後頭部で結びます。お祭りなどでは、はちまきをくるくるとねじった「ねじりはちまき」も多く見られます。裏表で色が違うはちまきを選んだり、2色のはちまきを合わせてねじったりする方法もあります。

基本の巻き方・ねじりはちまきは、どちらも男女関係なくできる巻き方です。

アレンジ系の巻き方|カチューシャ巻き

続いてアレンジ系の巻き方を紹介します。簡単にできるアレンジ巻きは、はちまきを額ではなく、カチューシャのように巻く方法です。ヘアアレンジを工夫すれば、さらに可愛くなりますね。
体育祭ではたくさん動くので、崩れにくい髪型にするか、崩れてもわかりにくい髪型が向いています。
ほかにも、カチューシャ巻きの結び目をあえて見える位置にもってきて、リボン結びにするアレンジも可愛いです。

はちまきリボン巻き

アレンジ系の巻き方|猫耳巻き

アレンジ系の巻き方2つ目は「猫耳巻き」です。結び目を2つ作り、頭頂部にもってくるように巻きます。結び目を三角にして、耳の形に見えるようにするのがポイントです。

はちまきの巻き方
<作り方>
  1. はちまきを頭に置き、猫耳を作る位置を確認する。
  2. 三角に結び目を作り、耳の形に見えるよう形を調整する。
人によって可愛く見える位置が違うので、自分の頭に合わせて、一番可愛く見える位置を探しましょう。

アレンジ系の巻き方|ケンカ結び・むこうしばり

3つ目のアレンジ巻きは、かっこいい巻き方をしたい方におすすめの「ケンカ結び」「むこうしばり」です。どちらも結び目を額側にもってくる巻き方で、お祭りで多く見られます。ぱっと見て目立つ巻き方ですよ。

<ケンカ結びの結び方>
  1. 後頭部から額にはちまきを回し、額の中央で1回結ぶ。
  2. 片方の端が上を向いて立つように調整しながら、固結びをする。
<むこうしばりの結び方>
  1. 後頭部から額にはちまきを回し、額の中央で1回結ぶ。
  2. 固結びをし、はちまきの端が角のように上を向くよう調整する。
どちらの結び方も、長いはちまきより短いはちまきの方が形を作りやすいでしょう。長いはちまきの場合は、2つに折ったり、端を折り込んだりして調整します。友だちと一緒に練習してみましょう。

はちまき以外のグッズの作り方もチェック!

お祭り
はちまきは簡単な縫い方で作れるため、日頃裁縫をしない方でも自分で作れます。クラスや友だちとおそろいのはちまきを作れば、団結力につながって気合いが入るかもしれませんね。

友だちと刺しゅうの文字や色をお揃いにすると、ほかのクラスメイトとは違うオリジナリティが出ますし、特別感が増すのでおすすめです。

また、裁縫をして楽しいと感じたら、ほかの運動会 グッズも作ってみましょう。一見難しそうに見えても、実は簡単なレシピで作れるグッズもあります。好きな色や柄の布を使って作ったオリジナルグッズを使えば、運動会や体育祭がより楽しくなるかもしれません。

お祭り用のはちまきを作ったら、一緒に法被などを作るのもいいですね。友だちや仲間とお 揃いのはちまきやグッズで、素敵な思い出を作りましょう。

Q&A

Q.はちまきは手縫いでも大丈夫ですか?
A.基本的に直線に縫うだけですので、手縫いでも問題ありません。ミシンがあれば、より早くできあがります。

Q.他の人と違うはちまきを作りたいのですが、どうしたらいいでしょう?
A.はちまきに名前を刺しゅうしてみるのはどうでしょうか。ミシンの刺しゅう機能を使えば簡単に 綺麗にできます。

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