「こどもの日にこいのぼりを飾りたいが場所がない」と悩んでいる方、今年はこいのぼりを手作りしてみませんか。こいのぼりはお子さまの健やかな成長や立身出世を願うもの。飾る場所を工夫して、ぜひ飾ってあげたいですよね。
今回の記事では、室内に飾れる手作りこいのぼりのアイデアをお子さまと一緒に作れるものや、インテリアとして飾れるおしゃれなものまで、いろいろ紹介します。既製品にはないカラーや質感でお子さまらしさを表現した世界でたった一つのオリジナルなこいのぼりを作ってみてください。
目次
手作りこいのぼり①お子さまも作れる簡単アイデア
まずは、お子さまでも作れる難易度のアイデアを紹介します。
- お子さまの手型をうろこにする
- 紙を切ってカラフルなうろこにする
- 紙コップやプラカップを変身させる
お子さまの手型をうろこにする
画用紙をこいのぼりの形に切って台紙にします。絵の具などでお子さまの手型をとり、うろことして台紙に貼りましょう。土台を大きくして、手型のうろこをたくさん貼ってもいいですし、小さめの土台に1枚だけ貼ってもいいですね。たくさん貼る場合、手型の色を変えるとカラフルになります。飾る場所に合わせて大きさを調整しましょう。
手型を残しておくと、お子さまの成長の記録にもなります。また、記録として残す場合は手型のこいのぼりと足型のこいのぼりを作り、並べて飾ってもいいですね。
紙を切ってカラフルなうろこにする
画用紙をこいのぼりの形に切った台紙に、紙を切って作ったうろこを貼ります。うろこの形に切るのは難しいので、真っ直ぐ切るだけでも構いません。台紙に並べて貼っていくと、こいのぼりらしく見えます。ハサミの扱いに慣れていないお子さまでも、挑戦しやすくなりますよ。折り紙や千代紙をちぎって貼っても、華やかで可愛いこいのぼりになります。のりの扱いに慣れていないお子さまの場合、マスキングテープを貼ってもいいですね。
紙コップやプラカップを変身させる
画用紙ではなく、紙コップやプラカップをこいのぼりの土台にすると立体的なこいのぼりになります。トイレットペーパーの芯でも大丈夫です。紙コップやトイレットペーパーの芯は、そのまま使うより折り紙などを貼ると、より可愛く仕上がります。プラカップは色つきのものを選ぶと、カラフルに仕上がりますよ。
カップのような立体的な土台にうろこを貼る場合は、のりよりも両面テープを使うと貼りやすいです。うろこに両面テープを貼り、好きな場所に貼り付けましょう。
手作りこいのぼり②インテリアにもなるおしゃれなアイデア
次にインテリアにもなる、おしゃれなこいのぼりのアイデアを紹介します。
- 布やフェルトでこいのぼりを作る
- 立てて飾れるスタンド型にする
布やフェルトでこいのぼりを作る
ハギレやフェルトをこいのぼりの形に切って、目やうろこなどを付けましょう。手縫いでもできますが、ミシンがあるとより早く作れます。直線縫いだけでできるため、ミシンに慣れていない方でも挑戦しやすいですよ。中に綿を入れてぬいぐるみのようにしたり、布を縫い合わせてパッチワークのようにしたりと、アレンジするのも可愛いでしょう。フェルトは切りっぱなしでもよいので、さらに難易度が下がります。キーホルダーやストラップにアレンジするのも、可愛いですよ。
立てて飾れるスタンド型にする
限られたスペースにも飾りやすいよう、スタンド型のこいのぼりもおすすめです。紙コップを土台にし、竹串やストローを立てて柱にします。柱に付けるこいのぼりは画用紙や折り紙で作ってもいいですし、トイレットペーパーの芯などで立体的にしてもいいですね。こいのぼりの大きさや重さに合わせて、土台と柱を用意しましょう。
土台にも色を塗ったり、マスキングテープを貼ったりすれば、さらにおしゃれに仕上がります。
手作りこいのぼり③そのほかのアイデア
最後に、少し変わったこいのぼりが作れるアイデアはいかがでしょうか。
- プラバンでモビールやキーホルダーを作る
- お子さま用の衣装を作る
個性的なこいのぼりが作りたい方におすすめです。それぞれのポイントや作り方を解説します。
プラバンでモビールやキーホルダーを作る
手軽に可愛いモチーフが作れるプラバンは、お子さまにも人気があります。こいのぼりを作って、モビールやキーホルダーにしてはいかがでしょう。用意するのはプラバンとマーカーやサインペン、トースターです。サイズが縮むことを考えて、作りたいものに合わせて必要な大きさのプラバンを用意しましょう。
透明なものや色がついたもの、マット加工されているものなど、さまざまです。マット加工されているものは、クレヨンで着色するのに向いています。どのような仕上がりにしたいかを考え、好みのものを選んでくださいね。
こいのぼりを描くためのマーカーやサインペンは、カラフルにすると可愛いです。紐やパーツを通すための穴は、事前にあけておくのを忘れないようにしましょう。
お子さま用の衣装を作る
こいのぼりは飾るだけでなく、お子さまの衣装にする方法もあります。お子さまの体が入るくらい、大きなこいのぼりを作りましょう。こいのぼりの口にお子さまがすっぽり入っている様子はコミカルで、写真に残しても可愛いです。兄弟がいれば色とサイズを変えて作り、並べてもいいですね。赤ちゃんの寝相アートにもおすすめです。
もっと手軽に作りたい方は、手持ちの服にこいのぼりを貼ってアレンジする方法もあります。好きな色や柄の布でこいのぼりを作り、手持ちの服に縫い付けるだけです。お子さまのお気に入りの1枚になるかもしれませんね。
こいのぼりと併せて、カブトも一緒に作るのもお勧めです。
ソーイングオアシスのInstagramでは、畳縁を使って作るカブトをご紹介していますので、併せてご覧下さい。
手作りこいのぼりを素敵に見せる飾り方
せっかくこいのぼりを作ったら、飾り方も工夫してみませんか。ちょっとした工夫でさらに素敵になりますよ。
平面的なこいのぼりは、並べて紐に付けてガーランドのように飾るとおしゃれです。こいのぼりだけでなく、フラッグを加えても可愛いですよ。子どもの日のお祝いをする部屋を、こいのぼりガーランドで飾り付けると盛り上がります。
またこいのぼりを1本の紐でつなげて、吊して飾る吊るし飾りもおすすめです。平面的なこいのぼりだけでなく、立体的なものでも対応できます。立体的なこいのぼりは置いて飾るのが難しいため、ガーランドや吊るし飾りにすると飾りやすくなりますよ。
紐の色や太さにこだわったり、子どもの日にちなんだほかのモチーフを混ぜたりするとさらに可愛くなります。
手作りこいのぼりでお子さまの健康を祈りましょう
子どもの日にこいのぼりを飾るのは、お子さまが健康に成長できるようにと願ってのことです。
お父さん・お母さんが手作りしてくれたこいのぼりを飾ったら、いっそう願いが届きそうですね。初節句を迎えるお孫さんのために、おじいちゃん・おばあちゃんから手作りこいのぼりを贈るのも素敵です。
家族が作ってくれたこいのぼりは、お子さまにとっても素敵な思い出になるはずです。お子さまの健やかな成長を願い、こいのぼりを手作りしてみましょう。
Q&A
Q.インテリアにもなるような、おしゃれなこいのぼりはどうやって作ればいいでしょうか?
A.布やフェルトで作るこいのぼりはいかがでしょうか。中に綿を入れてぬいぐるみのようにしたり、布を縫い合わせてパッチワークのようにしたりと、アレンジするとさらにおしゃれになります。
Q.立体的なこいのぼりはどうやって飾ればいいでしょうか?
A.立体的なこいのぼりは置いて飾るのが難しいため、ガーランドにしたり、吊るし飾りにしたりするのがおすすめです。ほかのモチーフもあわせて飾ってみましょう。