刺しゅう糸の種類と使い分け

刺しゅう糸の種類と使い分け

難易度

所要時間 2分

2分でわかる!ハンドメイド、ソーイングの基礎、お役立ち情報

刺繍機能つきのミシンでは、好みの色や質感の刺しゅう糸を選んで刺繍をすることができます。
実際にミシン刺繍をしてみようと思ったけれど、どのような糸が使えるのか分からない!図案とは違う色に変えたい場合はどうすれば良いの?など迷ったことはありませんか?

今回はミシン刺しゅう糸の種類や使い分けについてご紹介します。

※こちらの動画では、ブラザーのSOLEIL CRWを使用しております。ご利用メーカーによって機能が異なる場合がございますので、各製品のHPまたは、取扱説明書をご確認ください。

糸の種類と選び方

ミシン刺繍をする時には手刺繍に使用する刺繍糸とは異なる、ミシン刺繍専用の糸を使います

Q:専用の糸を使うのはなぜ?

A:糸の太さや撚りなどが刺繍に適した作りになっているからです

なぜ専用の刺繍糸を使う

【注意】 通常のミシン糸など専用ではない糸を使うと、刺繍がキレイに仕上がらない、ミシンや刺繍機の故障につながるなどトラブルの原因になることがあります

糸の種類


上糸と下糸それぞれにミシン刺繍専用の糸があります

[上糸]

0:25 上糸には光沢のあるものとマットな質感のものがあります

仕上がりのイメージに合わせて使い分けましょう

ウルトラポスとカントリー比較

(左)ウルトラポス…サテンのような光沢があり、華やかに仕上がる

(右)カントリー…マットな質感で、ナチュラルで素朴な雰囲気に仕上がる



[下糸]

0:32 専用の刺繍下糸を使うと、刺繍がキレイにぬい上がります

Point:下糸はオモテに響かないため上糸の色に合わせて交換する必要がありません

0:36 刺繍下糸には白と黒の2色があります

黒い下糸

Point:黒の下糸は、黒や紺色など濃色の布地に刺繍するときにおすすめです
土台の生地に馴染んで目立ちにくくなるため、刺繍の裏面が見えるアイテムに刺繍する場合などに役立ちます

※)水溶性シートを使ってレースのようなモチーフを作る場合など、刺繍の両面を生かした使い方をする時は、下糸にも上糸と同じミシン刺繍糸を使います

上糸の色の選び方


刺繍の模様に合わせて上糸の色を選ぶ方法をご紹介します

0:48 上糸の色は、模様の編集画面で確認することができます

0:52 刺繍の位置と対応する色番号が表示されます

刺繍位置はここ
色番号はここ

  0:55 表示される色番号を確認し必要な色の上糸を準備します

Point:色番号は糸こまのラベルに書かれています。対応する番号の糸を選びましょう

1:00 次の色の刺繍位置を確認する時は、画面の+キーを押します

次の刺繍位置へ移動

1:02 模様の種類により好みの色に変えることもできます

刺繍糸の色かえ

色を選択するとプレビューが表示されるため、仕上がりのイメージを確認しながら好みの色を選びましょう

【注意】キャラクターなど版権のある刺繍は、色糸の指定色を変えられないものもあります

※刺しゅう枠の取り付け方など、基本操作の動画も公開中です
 手順を詳しくご覧になりたい方はこちらからご確認ください

■刺しゅう位置の合わせ方

刺繍位置の合わせ方

糸を正しく使い分けて楽しくキレイに刺繍を仕上げましょう!

※2024年7月時点の情報です。内容は変更となる場合があります。
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