薄い生地を縫うコツ

薄い生地を縫うコツ

難易度

所要時間 2分

2分でわかる!ハンドメイド、ソーイングの基礎、お役立ち情報

シフォン、オーガンジー、ガーゼなどの薄い素材を縫う時、ぬい目がつれて生地がシワシワになったり、生地が針板に引き込まれて動かなくなってしまったりなど、キレイに縫えないというお困りはありませんか?

今回の動画では、「薄い生地をキレイに縫うコツ」を4つのポイントに分けて紹介します。

薄い生地をキレイに縫うコツ


ポイント
① 針と糸の種類
② 設定
③ 針板と押え
④ ぬい方

① 針と糸の種類



0:20 薄い生地の場合、ミシン針は9〜11番の太さ、ミシン糸は60〜90番の太さのものを使います

薄地のミシン針 薄地のミシン糸

Point:針と糸は生地の厚みに合わせて使い分けましょう

② 設定



0:33 薄い生地を縫うときはぬい目の長さを小さくします。長さの目安は1.8mm〜2.5mmです

薄地のぬい目の長さ

0:37 押え圧は弱くします
薄地の時の押え圧

「自動押え圧補正」機能のあるミシンは設定をONにしておくと、内蔵センサーが布地の厚さを感知し、押え圧が自動的に調節されるため便利です

※製品により機能・設定が異なる場合があります

③ 針板と押え



針板に引き込まれる

0:45 薄い生地が針板や送り歯に引き込まれ生地がうまく送られない時は、直線針板と直線押えを使うと便利です
針の落ちる穴が小さいため生地が引き込まれにくくなり、スムーズに縫うことができます

直線針板の特徴

【注意】直線針板と直線押えを使うときは直線(中基線)以外の模様を選べません(ジグザグ模様など)

④ ぬい方



1:03 生地の下に水溶性シートやハトロン紙などの薄い紙を敷いて一緒に縫うと、生地が安定してキレイに縫うことができます

1:07 また、薄い生地は生地端が引き込まれやすいため、3針ほど手前からぬい始めます

手前からぬい始める

1:10 止めぬい機能のあるミシンの場合は、ぬい始め・ぬい終わりに返しぬいの代わりに止めぬいを使うのがおすすめです

1:16 慣れるまでは縫い代を多く付けておくと安定して縫うことができます

縫い代を多くつける

手順:2〜3cmほど縫い代をつけておき、ぬい終えてから必要に応じて縫い代の幅を切りそろえます

ぬい目も布端もまっすぐキレイに仕上がります

コツを確認して、薄い生地もキレイに縫いましょう!
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