ミシンでキレイに刺しゅうするためのポイント、お役立ち情報
今回は刺しゅう機能付きの家庭用ミシンで、刺しゅう位置を合わせるコツをご紹介します。
※こちらの動画では、ブラザーのSOLEIL CRWを使用しております。ご利用メーカーによって機能が異なる場合がございますので、各製品のHPまたは、取扱説明書をご確認ください。
ミシン刺しゅうのコツ①刺しゅう位置の合わせ方
刺しゅう機能のついたミシンでは、好みの位置に刺しゅうを入れてアレンジができます。
実際に刺しゅうをしてみると、模様が傾く、上下の向きが違った!など、失敗してしまうことはありませんか?
この動画では思い通りのイメージで刺しゅうをするため、位置合わせのコツをご紹介します。

①布地に印をつける
0:18①刺しゅうを入れる布地に、位置合わせの基準となる印をつけます
袋などの立体になるものには、仕立てる前に刺しゅうを入れます
袋や筒状のものは先に仕立ててしまうと下に重なった生地が一緒にぬい込まれてしまいます
出来上がりの形をイメージして刺しゅうを入れる位置を決め、刺しゅうする位置の中心に十字の印をつけます
【注意】この時、布地や刺しゅうの向きに注意しましょう

Point:模様が傾かないよう直角に交わるように線を引きます
Point:文字模様など、上下の区別がある模様を刺しゅうする場合は、一方を矢印のようにして上下を間違えないように工夫することもできます

0:38② 付属の刺しゅうシートを刺しゅう枠の内枠にのせます

0:42③ 刺しゅうシートの基準線と布地につけた印を合わせます

0:47 ④刺しゅうシートの基準線と布地の印がズレないように外枠にはめます
Point:ぬい込まれないように布地は開いて1枚になった状態で刺しゅう枠に張りましょう
布地を張り終えたら刺しゅうシートを取り出します
※刺しゅう枠をミシンに取り付ける方法など、基本操作の動画も公開中です
手順を詳しくご覧になりたい方はこちらのURLからご確認ください
ミシン刺しゅうの基本操作
②操作画面で合わせる
0:57 ①刺しゅうの位置・大きさ・角度は模様編集画面でも調節することができます

(例)大きさを大きく/小さく、角度を90°/10°/1°単位で変えるなど
※模様の種類により、大きさの変更が制限されているものもあります
1:24 ②刺しゅうの位置が決まったら、縫製設定画面の「位置確認キー」を押して、刺しゅうの入る範囲を確かめます
Point:「位置確認キー」を押すと刺しゅう枠が動いて、入れる刺しゅうの端の位置を示します

【注意】刺しゅう枠が動いている間は針が上がった状態にしておきましょう。針が下がると、針が折れる恐れがあります
③位置を確かめてからぬい始めましょう
※こちらの動画では、brother製のSOLEIL CRWを使用しております。ご利用メーカーによって機能が異なる場合がございますので、各製品のHPまたは、取扱説明書をご確認ください。